事例 3-1-4. テーマがピンポイントすぎて見つからない
例)パルテノン神殿の図面を探している
(「検索キーワード」 ⇒ 検索結果)
「パルテノン神殿▲図面」⇒ヒット0件 (▲はスペース)
「パルテノン神殿」⇒ヒット0件
「パルテノン」⇒ヒット3件(しかし、図面が掲載されていそうな資料はない)
どうやらOPACでは「パルテノン神殿」で検索しても何も見つからないようです。
「パルテノン神殿」というテーマはOPACにはピンポイント過ぎるのです。
このような場合は、範囲を広げた関連語をキーワードにする必要があります。
関連語が思い浮かばない時は辞書・事典などで調べてみましょう。
ここではジャパンナレッジLibを使用します。ジャパンナレッジLibで「パルテノン神殿」を検索すると、画面右側に「関連項目」が表示されました。検索キーワードにできそうな語を抜きだしてみました。
ギリシア
ギリシア美術
建築
神殿
神殿建築
ジャパンナレッジLibで得られた語でOPACを再検索してみます。
「ギリシア美術」⇒ヒット6件
「ギリシア▲神殿」⇒ヒット4件
「ギリシア▲建築」⇒ヒット14件
これらの検索結果から「図書情報詳細」を見て、図面が掲載されていそうな資料を探します。
タイトルに「図説」「図解」などが入っていたり、図書情報詳細の「形態」欄の「図版」が有力な手掛かりとなります。[内容]や[目次]にも何か情報があるかもしれません。
しかし、OPACで確認できるのはここまでです。
図版が望んでいる図面とは限りませんし、中身は見てみないとわかりません。
書架に行き、実際に本の中を見て探してください。
OPACだけでは探せない場合
分野ごとの参考図書(レファレンスブック)で調査するという方法があります。
〇〇レファレンス事典、〇〇事典、〇〇辞典など所在が有明:3階参考図書、武蔵野:参考図書のもので、欲しい情報そのものを入手できる場合もありますし、欲しい情報を掲載している資料名がわかる場合があります。
不明な場合は図書館カウンターにご相談ください。